のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

再生の町 #1&2

1話
財政破綻と町の再建」なんてテーマだったから、もっと堅苦しくてとっつきにくいのかと思っていたら、きっちりエンターテイメントしてて面白かった。困難に立ち向かっていく展開ってのは、やはり燃えますね。駿馬の削減案が、「これでみんな幸せ!」なものだったから、おお、これで良いじゃないですか、問題解決〜とかお気楽に考えてしまったけど、確かに理想であって、直面している危機の回避にはならないよね…。これから、駿馬が理想と現実の狭間苦悩しつつ、ベストを尽くしていく姿を見られるのが楽しみだ。
牧瀬さんを久しぶりにドラマで見たけれど、「ヒューヒューだよー☆」の頃からほとんどお変わりのない(ある意味安定した)演技だったのに驚かされた。あと、南さんてば足が長いよね!


2話
初回で全く存在感がなかったため、早々に高岡シンパになってウロウロするキャラだとばかり思っていた橋本くんが、意外にも高岡と対立するポジションにくるとは思わなかった!
それぞれの立場があまりにも複雑に入り組んでいて、もーどうすればいいんだよ!と私が頭を抱えてしまいそうです。いや、意味ないんですけど。たとえば、市民が同じだけの痛みを味わうなら我慢も納得もできるかもしれないけど、もし親方のように「自分だけが何もかも失う」ような状況に追い込まれたら我慢できるだろうか…かといって、一人を救うために多くを犠牲にするのか?とか。1話で間宮さんが言っていた「情をもって非情になれ」がずっしりとのしかかってくる。
「敵」というサブタイトルだったから、権藤議員の事ばかり考えてしまったが、市民から見たプロジェクトチームのメンバーの事でもあり、間宮さんの事でもあったのね。