ダルタニアンのダメっぷりが炸裂！！国の一大事になりかねない大事な手紙と、己の見栄を天秤にかけてあっさり見栄を取るとは。というか、最初から天秤になどかけてないかも！事の重大さも分かってないかも！さすがにこの暴走には呆れるが、それでも三銃士に全てお見通しだからそれほどイライラもせず生暖かく見守れます。三銃士に問いただされて全く取り繕えてない所も笑える。アラミスを褒めるコンスタンスにネチネチとツッコミを入れてみたり、本当の事を言えなかったりと、本当に小せぇ男だな！タニヤンは！！そんなダルタニアンを「あなたが持っていくの！？こんな大事な手紙をあなたに…王妃のお気持ちが分からないわ」と、さりげなくキツイ言葉で全否定するコンスタンスにも笑った。
「お前はなぁ、自分の魅力が分かっておらんのだよ」
ボナシューが、良い感じにキモ可愛い領域へとにじり寄ってきた！見た目キモイが（特にヌラヌラした唇）、コーンスタァーンスへの愛情はひしひしと感じます。そしてそれに対して「お湯が沸いてるわ」と席をはずすコンスタンスの見事なかわし。ボナシューと会話する時のコンスタンスって、表情が硬くなって人形のような（人形だけど！）顔つきになるのが見事です。ボナシューの身体能力の高さにも驚いた。天井に張り付いたり、金貨をキャッチするために「縮こまりまして…ジャーーーーーーーンプ！！！」って。ちょっと可愛いと思っちゃったじゃないですか！
ダルタニアンの嘘も、ミレディがコンスタンスの事を病気と偽っていた事も、引っ張らずにバレているのが良いですね。これで騙されたまま事態が悪化すると見ててストレスがたまるんですよね。ロシュフォールに襲われた危険な状況でも三銃士たちが何とかしてくれるんじゃないかとどこかで安心していられる。ただ、最近のロシュフォールは失敗続きで枢機卿に怒られてばかりだから、汚名返上のためにもいいところを見せて欲しい気もするが。あと、暴走ダルタニアンをちょっと懲らしめるためににも！
ミレディーの鼻筋は本当に美しいな。
