- 作者: 小山宙哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/12/22
- メディア: コミック
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以下、ネタバレあります。
合格発表では、ムッタの合否なんて誰しも分かっていたと思うものだけど、それでも星加さんがそれを伝えた瞬間はビリッと痺れるような感動があった。合格者に送られた不合格者の言葉がまた良くて、溝口や福田さんも良かったけどやっぱりやっさんのメールにつきる!「11件目のメールを読んだ時だ」は目頭が熱くなった。やっさんは試験の時といい、最小の宇宙船エピソードといい、ホント泣かせられる事が多いよ。やっさんにも福田さんにも宇宙に行ける時が本当にくればいいと思う。
そしてヒビトの月面活動。あー一刻も早く誰か救助に来て!!続きが知りたいけど恐ろしい。ダミアンを担いで移動し始めた時は、タナベの悪夢(『プラネテス』)を思い出してしまった…。酸素も盛大に漏れてしまったようだし、救助までに持つのか本気で心配です。
南波母ちゃんは、「わっしょい」ソングや木の陰でうれし泣きを姿など、ポイントポイントで和ませてくれる。そんな母ちゃんと父ちゃんがヒビトの状況を知ったと思うと、それもまた辛い。