のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

八日目の蝉 #5

「何度別れを繰り返せば、神様は許してくれるのでしょう」のモノローグに対して、いやいや許されないから!とツッコミを入れてしまうようではダメなんだろうなーと思いつつも、やっぱり完全な希和子可哀想モードにはなれなかったのです。最後、警察に取り押さえられてしまう場面、何が切なかったって、おかみさんや文ちゃんが必死に庇おうとしていた姿に胸を打たれました。だって、あまりにもいい人たちなんだもの。
薫があの別れ以来涙が枯れてしまったと言っていたが、希和子との生活の記憶はおぼろげながら強烈だろうし、実の母親には複雑な気持ちがあって馴染めなかったかもしれないし…と、あの誘拐事件は薫ちゃんの人生にも大きな影響を与えてしまったよね。最終回はどうなるんだろう。15年経った後でも希和子の中では「薫。薫。あなたは私の大切な娘」なのかな。子供を奪われた両親の気持ちを考える事ができるようになっているのかな。