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大神伝〜小さき太陽〜

『大神』の続編として発売されたDSゲーム。チビテラスの放つ「筆しらべ」とDSの相性が最高でした。タッチペンで直接線を書き込めるので、書き損じがほとんどないのが嬉しい。PS2『大神』の時は、慣れるまでに多少時間がかかり、特に「輝玉」などはコツを掴むまでに何度も失敗したのを思うと、ストレスがまったくなかったと言っていい。一応、制限時間(戦闘中は15秒)はあるけれど、失敗もないので使い切るような事もなかったです。
今回の冒険は、チビテラスという子犬とパートナーの子供でコンビを組んで旅立つのですが、立派なアマテラスでさえもあれほど可愛かったのに、それが子犬となれば目じりが下がりっぱなしの破壊力です。かわいいぃぃぃ!!!パートナーの子供を背中に乗せたまま放置すると、もぞもぞと遊び出したりするのは見てて和んだよ。
パートナーを背中に乗せて移動したり、下ろして別行動(といっても、それほど離れられない)を取り進路を切り開くといった、パートナーと協力しながら謎解きしていきます。謎解きは素直なものが多いので、積んだ!と焦るような事はありませんでした。ただ、ダンジョンをクリアするともう手に入れられないアイテムがあったのは不満かな。それが消費アイテムや、他の場所でも入手可能ならば気にしないが、コレクションの絵だったり頼まれた目録だったりと、そこで手に入れないとコンプできないものがあったのはキツイ。1度その失敗をして、セーブポイントからやり直した事があって以来、「取り逃し注意アイテム」だけは攻略サイトのお世話になりました。お気をつけ下さい。
『大神』の続編ということで、懐かしい場所、キャラが続々登場して燃えます!『大神』をプレイしていない人にも分かるように、所々で説明が入るので安心。それどころか『大神』のネタバレになるような事まで教えてくれるので、『大神伝』をやってから『大神』をやろうと思っている人にはむしろ親切の度がすぎているような気も…。『大神伝』に備えて据え置きの『大神』を最近クリアしたばかりの人には、この『大神伝』は小さい画面が狭く感じられるだろうし、出来る事が減っている(エサやりと穴掘りしたかった…)ので物足りないと感じるかも。しかし、かといって『大神伝』を先にやると『大神』のネタバレを知ってしまうという難しい問題が。未プレイの人はどっちから先にやると良いのか迷うところ。
やはり大神おろしなどは大きな画面で見たいので、次の作品は是非据え置きになってくれる事を祈ります。
以下ストーリーに関するネタバレがあります。




チビテラスとクニヌシの冒険が続くのかと思ってたら、いろんな相棒が登場したのが驚いた。終わってみればメインはクロウだったんじゃないかと!相棒は前作とも縁のあるキャラばかりの中で、マンプクくんだけはちょっと異質だったかなー。ここはカムイのキャラも出てきて欲しかったな。
ラストが悲劇的すぎて泣けた。こんな悲しい話にしなくとも…。続編作る気満々な、キャラの出生など曖昧なまま終わってしまったのはちょっと残念でした。もちろん、また新作で遊びたい気持ちはあるけれど、この話はこれでしっかりとまとめて欲しかったです。学者レディの名前を教えなかったのは何故だろう。最後に教えてもらえるかと思ったのに。「シズカ」なのかと思ってました。


総合戦績

  • 総死亡回数…4回
  • 総妖怪討伐数…916体
  • 総取得金額…529255両
  • 総取得幸玉数…1554個
  • 総やり直し回数…0回
  • かかった道のり…32時間54分24秒

戦闘評価

  • 神×416
  • 松×171
  • 竹×74
  • 梅×64
  • 凡×41

総合評価…神


『大神』の感想→ http://d.hatena.ne.jp/kawaraya/20080318/p1