のんべんだらりといきましょう

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モリのアサガオ #6

冤罪で釈放される元死刑囚役が石橋凌で、実はこの人裏があるんじゃないか、「死刑囚になって良かった」にはもっと怖い意味があるんじゃないか…などなど、最後まで全く意味のない緊張をしながら見ていたんだけど、このドラマではそんな事があるはずもなく。たった一人で花束を持って戻ってくるのを待ち続けていた先生の息子さんと会えた時はホッとしたよ。
毎回毎回思うが、柄本さんの演技がすごいな!「国家機関によって殺される!」の件、冤罪に関しては考えさせられるが、そうだそうだその通り!と感情的になって流されるほどではないのは、深堀のアクの強さにストッパー効果があるんだろうなぁ。最後の「警察が有罪をでっちあげたように、無実をでっちあげたんじゃないのか」の意見も、深堀が言うと「どっちもありえる話」に聞こえて、どちらか一方に傾かない配慮がなされているような気がする。そしてそれに榎本さんの怪演が大きく貢献しているような気がする。
苦悩するARATAの美しさに見惚れ、志賀さんの美声に聞き惚れた。