のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

リーガル・ハイ #1

面白かったー!!あっという間に終わってしまった。古美門と黛の印象最悪の出会い〜再会も、定型すぎるほど定型だったというのに、堺さんの変顔と変な動きとマシンガントーク、ガッキーの可愛さ、そして二人のテンションの高さで、序盤からすっかり引き込まれました。本編が始まる前のプロローグからこのパワーで見せてくれるってすごいな!
とにかく堺さん演じる古美門に圧倒された。エキセントリックすぎるだろ!いつもなら癒し効果のさえあるあの微笑が、ちょっとキモい笑顔に見えるんだから面白い。笑ったまま怒ってるよ!「出ていきたまえ!じゃー僕が出て行く!!」の一連の動きには笑った。何なんですか、あのビョーンとしたジャンプは!コミカルさだけではなくシリアスもな見せ場では、それまでリズミカルだったテンポを急に変えてきたり、間をいれたりと、切り替えが上手いから見てて飽きないです。面白いなー。まさに堺さんのためのドラマだわー。
ガッキーも可愛いかった。「無罪」の紙を取り出す練習を繰り返す姿は笑えたし、彼女の魅力が爆発してた。新人さんにありがちな青臭いウザさも、古美門の前ではないに等しいし。古美門のインパクトが全部持っていってしまうので、黛さんが多少暑苦しい事を言い出したとしても、ガッキーのあの愛らしさもあって涼しげにすら感じさせてくれそう。
エキセントリックVSクールだったら逆のキャスティングでもおかしくない堺さんと生瀬さんのやり取りも面白かった。あと小池栄子姐さんも面白いし、今回のゲスト自動ドアも開かないほどの影の薄い男(正名僕蔵)との対決も良かったなー。実に素敵なかませ犬でした。髪が、髪がどんどん乱れていく…!あ、あとクライマックスに近づくにつれ、裁判官のテンションも上がって「却下します!」「認めます!!!」と熱くなっていくのに笑った。
裁判の過程だけでなく、老刑事の傲慢さと哀れさ、青年の最後の言葉とブラックなオチも一癖あってよかったです。