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青森旅行 2012夏 その3

芦野公園散策を終えて、喫茶店「駅舎」に戻ってきました。

茶店「駅舎」


木造の駅舎を利用した喫茶店です。

芦野公園のオリジナルラベルがついたラムネ。くつろぐ太宰治の絵も描かれています。
喉が渇いていたのもあって、グビッといくよ。うまーーーい!
ラムネを開けた事がなかったので、一気に蓋(?)を押し開けた時のシュワシュワ感に驚いたのでありました。


かつて駅舎だった建物を利用しているので、切符売り場や古い電話が昔のままの残っていて、レトロな雰囲気の漂う素敵なお店でした。ちなみにここで津軽鉄道の切符を買う事も出来ます。



走れメロス号に再び乗り、津軽五所川原駅に戻ります。もちろん風鈴列車!

五所川原駅全体に風鈴が吊るされていました。風にゆられていい音だった…。

こちらが津軽五所川原駅

ミニ津軽凧製作体験

この後は五所川原駅から歩いて5分くらいの場所にある、立佞武多(たちねぷた)の館へ向かいました。ここには立佞武多が展示されており、工芸品の製作体験もすることができるのです。
到着するなりまずは製作体験場へ向かいました。価格は100円〜2,000円、製作時間は45分〜2時間の7つのコースから選んで体験することができます。私は500円、45分ほどでできるミニ津軽凧を選びました。予約は特にせずに直接向かったのですが、午後には団体の予約が入っていたにも関わらずその前に短い時間で出来る作品なら良いですよ!と引き受けてもらえました。

凧の絵が印刷された凧に色をつけていきます。


和紙は当然良く滲むので、絵の具をつけすぎないように何度も筆を調え、少し黒い線から少し離れたところから丁寧に塗ります。体(?)の部分は好きな色を作ってもらえます。ピンクでも良いですよ〜との事だったので、かなりいろんな色があるようです。私は緑色を選びました。

2色塗り終わったら電気コンロで絵の具を乾かし、目の下の隈を入れます。これは筆ペンで。

凧の骨を貼り付けます。

和紙で周りをとじ、色紙に貼り付けて完成です!

これが完成品。
他に体験の人がいない時間だったので、講師の方と立佞武多の話や世間話などをしながらゆっくり作る事ができました。時間があれば、そして持ち帰る荷物の大きさを気にしなければ金魚ねぷたや灯篭も作ってみたかったのですが、小さくて可愛い津軽凧を作れたので大満足です!