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青森旅行 2012夏 その2

五所川原から津軽鉄道に乗って約25分、芦野公園駅で下車しました。

芦野公園


芦野公園駅。東北の駅100選にも選ばれている駅です。
到着したのは10時10分だったのですが、下車したのは私一人そして周りを見回しても誰もいない。無人駅ですから当然ですが、観光客の姿もない!静かだ…。

かつて駅舎として使われていた建物を喫茶店として復活させた「駅舎」
旧駅舎なので、まさにホーム沿いにあるのです。10時30分開店のため、この時はまだ中には入れませんでした。

線路を越えて芦野公園内を散策します。天気が良くて爽やかな気候だったので、とても気持ちよかった!桜の並木道で春は花見客で賑わうのだそうです。

太宰治銅像発見!
駅から10分弱くらいでしょうか。太宰治銅像に会えました!毎年ここで太宰治生誕祭が行われているそうです。

隣には太宰治文学碑も。

文学碑の先につり橋があり、さらに公園の奥へと進む事ができます。ここから車内でアテンダントさんに貰った地図が大活躍。多分、この地図がなかったら不安になってここで引き返していたと思います。
このつり橋、若干ですが揺れます。最初は平気だったのですが、ちょうど真ん中くらいを歩いていたあたりで、もしこの足元の板が腐っていたりして踏み抜いたら転落する…死ぬ…という生々しい妄想タイムに入ってしまい、周りに誰もいない事も手伝って猛烈に怖くなったのでありました。一人だから身元もなかなか分からないだろうし、さっき電車で話したアテンダントさんが「そういえば、女性がこの駅で一人降りました」とか警察に聞かれたりするのだろうか…などとめくるめく妄想ストーリーで盛り上がっていた頃に、後ろから親子連れがやって来て我に返りました。おお、初めて公園内で人を見かけたよ!妙にホッとしました。

こちらは「夢の浮橋」という渋い名前のつけられた橋。浮橋といいつつ、しっかりしたつくりなので揺れる事はありません。むしろつり橋の方が揺れてたよ!

さらに公園内を散策。風の音と葉っぱの音、あとは鳥や虫の声しかしない穏やかな時間でした。


公園内には小さな動物園もあります。

お立ち台の上でくつろぐヤギ。

烏滑稽たち。
他にもウサギや猿など、小動物のミニ動物園かと思いきや目の前に現れたのは

ヒグマ。
他の動物たちとは趣の違う肉食獣の登場に驚きました。

暑さを凌ぐためか、鼻の頭に水をかけて涼を取っているヒグマ。可愛いね。
古い施設のようでしたが、中は綺麗に掃除してありエサも十分に与えられているようなので、動物たちはツヤツヤしていましたよ!
写真を撮ったり、動物園でウロウロしたりしてたので公園を軽く1周するのに1時間くらいかかったのかな。天気が良くて程よく風があって、爽やかな散歩タイムになりました。