4ヶ月の滞在期間の様子、ミッションの様子などがまとめれていました。一番印象的だったのは、船外活動でのアクシデント、ボルトが上手くまわらないという事態に対しての対応。星出さんと地上スタッフが様々に検討した結果、ボルト穴にゴミが詰まっているのではないかという結論に達しました。地上のスタッフがアクシデントを対処するために、国際宇宙ステーションにある道具を使っての解決策を提示したのです。歯ブラシを使った掃除道具と手作りレンチでこの困難を乗り切っていました。何でもある、何でも用意できる地上と違って、限られた材料で飛行士の安全も考慮しながらの打開策を地上スタッフが必死になって考えたのだろうと思うと、『アポロ13』の手作りフィルターを思い出した。星出飛行士ももちろんだけど、地上スタッフの素晴らしさに唸りました。
あと、星出飛行士が放出した小型衛星に関わってきた中学生達が、その頭上を衛星が通過する瞬間の電波を受け取って感動している姿を見てぐっと来た！忘れられない経験だろうなぁ。
