『プレゼント』いくえみ綾

プレゼント (マーガレットコミックス)

いい歳して「別マ」かー！？と自分でも思っているのですがいくえみ綾だけは気になって。
表題作の『プレゼント』は久しぶりにガツンときました。別マに掲載された時に立ち読みしたんですが、読後ふらふらしながら本屋を出たことを覚えています。なのでこの作品が単行本化されたら買おうと決めていたのですよ。主人公が13歳、18歳、21歳とそれぞれの分岐点での出来事が描かれています。主人公と同じ時間を共有するというより、もうとうに過ぎてしまった時間を懐かしく思い出すという感覚で読んでいました。
自分がいくえみ綾に一番はまっていたのは『愛があればいーのだ』『I LOVE HER』の頃だったりします。そう、それは男キャラ奥田民生化時代なんですけどね。この『プレゼント』は久々にヒットだ！同時収録の『おうじさまのゆくえ』も面白かったし。『あなたにききたい』は少女漫画すぎる画風（それまでに比べて瞳が大きくないかい？）にちょっと驚きましたが。今別マに連載中に『かの人や月』もいい感じだ。
あー『バラ色の明日』古本屋に売るんじゃなかった。今無性に読みたくなっています。