のんべんだらりといきましょう

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Mの悲劇 #2

衛(稲垣吾郎)は自分を守るために嘘をつきすぎるからダメなんじゃないの?自分が本当にはめられたと思っているなら、せめて有紀(岡本綾)にくらい本当のことを包み隠さず話せばここまで荒れることもなかったのに。ってそれでは、ドラマにならないけど。ストーカーのように付きまとわれて、引っ掻き回されている美沙(長谷川京子)に婚約者のふりを頼むなんて、キミは本当に「石橋を叩いて渡る」君か?
死んだ恋人については、トラブルに巻き込まれた衛を美沙の恋人が助けようとして死んでしまった(怪我をしてしまった?)ということなのかな。そうだとすると、衛は自分で「徹底した危機管理で全ての危険を回避してきた」かのように思っている風だけど、美沙と再会する元となる痴漢騒動や美沙の恋人と出会うきっかけになったトラブル(?)など、実は危険回避能力が低いのではないだろうか。
異動を命じられた衛に代わり課長の椅子についたのは明(佐々木蔵之介)。ということは、暴力事件のリークや怪文書をばら撒いたのも彼なのか…ということになるけど、あからさまに怪しいからなぁ。本当に明かどうかはまだわからないね。でも佐々木蔵之介の極悪人役も見たいと思ったり。
泣きながら海でピアスを探す→衛の婚約者のふりという流れは美沙の計画的なものかそれとも偶然なのか。偶然だったら何て機転の利く女なんだ、怖いよー。計画的でも用意周到すぎて怖いけど。本当に泣きながら探していたのだとしたら、罠アイテムに大事な本物を使うなってことですよ。これは美沙が完全な嫌われ役にならないように、悪女80%、けなげな女20%という演出のバランスですか。(根拠のない妄想)
ラストの「あなたから全てを奪う」と宣告された衛がショックでうずくまってしまう場面は、クライマックスだというのにあのカエルみたいなポーズにちょっと笑えてしまった。