千夏（飯島直子）が面白いほどに転がり始めた。「恋と仕事があれば十分」と口では言いながら、男に依存しすぎてゆか（網浜直子）に「結婚すれば」と突っ込まれる始末。「同姓に憧れられる白川の女」であることに快感を覚えたり、金沢まで「隆ちゃ〜ん！」と会いに行ったにもかかわらずいきなり鍵かけられて締め出されたり。白川（藤竜也）のことで上がったり下がったり面白すぎです。その上、周りの風景に全くなじまない風船女姿。浮いる！確実に浮いているよ！！耕平（加藤浩次）との待ち合わせ場所に行くまでにどれだけ目立った事だろう。途中ですれ違ったかもしれない子供を連れたお母さんなどは「ホラッ！見ちゃいけません！！」てな感じで我が子に注意していたに違いない。耕平の件で、何故杏梨（牧瀬理穂）に対し罪悪感や遠慮を一切感じないんだろうかと思っていたが、「肉体関係がなければ許される」と思っているからなのかー。ラストでやっと納得できました。
耕平が今のところ普通なのですよね。千夏に惹かれているとはいえ、杏梨に罪悪感を感じている様子。その上、仕事は何の問題もなくきちんとやっているし。千夏が弱った所にすかさず現れてフォローするあたりは都合が良すぎる気もするのだけど、他のキャラに比べていやらしさとか、エゴむき出しな感じがあまりない。これから爆発するのかなー。
典子（松原智恵子）は、包丁もって飛び込んだはいいが本懐を遂げずにご帰還。もっと激しい電波理論で白川と一戦交えると思っていたのに、「それはいいから、千夏とはもう会わないで」と言ってみたり、わりと地味だったなぁ。つーか、自分で刺しに行っておいて今更刃物を恐れるとは一体どういうことだ。
光哉（田中圭）がいよいよ！「ボクだけは兄さんの味方だよ」「ボクだけは姉さんの味方だよ」と始まりましたね。杏梨が好きなのでこういう行動にでたのかと思ったら、あの無表情。何を考えているのか？弘子（森口瑤子）の大ハッスルをいつも間近で見せられて、女性不信もしくは人間不信な人なのだろうか…。
弘子は、杏梨に思わぬ反撃を受けて今回も笑顔が固まっています。今の所、この人のターゲットは対杏梨にのみ絞られているので、彼女が一番分かりやすいよなー。やられたら3倍にしてやり返しそうな弘子さんなので、「私倒れちゃった〜」と煙草をくわえながら耕平に電話。まぁ、「知らない人との食事から助け出す」というのは確かによく分かっていらっしゃるとは思うけど。
で、杏梨ですよ！今回の「やっちゃったー！」タイムでは、いつの間にか花畑の真ん中に登場。一体どうやってそこに！？「見られたー！」よりも「どうやってここに来たんだよ！」の衝撃の方が大きかった。そして何故花畑のど真ん中に！？やはりラスト5分が最高に面白いよ、このドラマ。来週は本格的に壊れて、イチゴをムシャムシャ貪り喰っていただけるようであります。ホラーテイストにでもなってゆくのだろうか。
