のんべんだらりといきましょう

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氷壁 #5

美那子(鶴田真由)だけでなく、奥寺(玉木宏)にもついていけなくなりました。智之(武田真治)に言われて、南部(伊武雅刀)に言われて、北沢母(吉行和子)に言われても全く分かっていない奥寺。敵側であり、卑怯な手を使っている智之でさえ、奥寺の言動よりは説得力あるよ。奥寺の守りたい「北沢(山本太郎)の名誉」って何なんだー!北沢のプライバシーを晒し、北沢の愛した女を奪い…結局は、自分が「正しい事を言っている」という自己満足しか残らないのではないか?(って最後はそれも残らないのかもしれないけど)
最後の、「北沢さんを愛していました」「奥寺さんを愛しています」という怒涛の告白には驚いたよ。八代(石坂浩二)は見事なまでに赤っ恥を掻かされております。美那子も「お金で苦労したくない」と八代を選んだはずなのに、次に走った男は明らかに「お金で苦労させられそうな男」とは。
美那子と奥寺がアレなものだから、八代側に情報を漏らしたゆかり(吹石一恵)のこともちっとも酷い事をしたとは思えなかった。美那子に捨てられそうな八代も可哀想に見えてきた。