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ピコピコ少年 押切蓮介

ピコピコ少年

ピコピコ少年

ゲームと共に青春を過ごした作者の「自伝的ゲーム青春グラフィティ」。
懐かしい上に、思わず同意する場面が多々。それまで携帯ゲームといえばゲームウォッチだったのに、ソフトを入れ替える事によっていろいろなゲームが遊べるようになったゲームボーイを初めて見た時の衝撃や、ファミコンのカートリッジに息を吹き込むなど「あーあったあった」と頷かずにはいられない。「ゲーム懐かしい」だけでなくて、ゲームを介した友情だとかほろ苦い青春の思い出だとか、エピソードそれぞれがしっかり物語になっている。ゲームセンターでの縄張り争い抗争を描いた「バイオレンス少年」や新作ソフトを入手するために徹夜で並ぶ「行列少年」は声を出し笑ってしまった。Bダッシュ走法最強。プレステとサターンの分かれ道、私は迷った末にサターンに進みました。当時「ミスト」をやりたかったんだ!