のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

ゲゲゲの女房

最終回。ああ、終わってしまった…。ハラハラしたり、ほっこりしたり、しんみりしたりとこの半年間毎日楽しませてもらいました。涙涙だったのは前回までで、最終話は温かい気持ちで「楽しい物語だったね」と笑顔で言えるようなお話でした。
20周年パーティーで懐かしい人々とも再会し「ありがとう」の気持ちで終わりでいいじゃないか、最後の最後でふみちゃん父のお葬式だなんて悲しすぎるじゃないか…と見る前は思ったのですが、ふみちゃん父の言葉「なんでもない人生だったけど、俺はこれだけのものを残したんだぞ」と、ふみちゃんと茂さんが安来に来るためには必要だったんだなーと納得。
最後のべとべとさんが、幼少時代のふみちゃんと茂さんの初めての出会いに繋がっていてジーンきた。茂さんとふみちゃんの二人の会話が良かったよ〜。肩をぽんと叩いて「良かったんじゃないか、お前で」と言う茂さんと、手を繋いだ二人に最後のニヤニヤをいただきました。鬼太郎の「オーイ」は野沢雅子さんだったのだろうか?似ていたような気もするが、クレジットになかったから違うかなー。
15分とはいえ半年間毎日放送、見ているうちに登場人物にジワジワと思い入れも出来て、その人物の歴史や変化にも積み上げられるものがあるから、「あの時の言葉がここで生きる」とか「あの時はあんな事があったよねぇ」とか、後半になればなるほど場面毎に重みも出てきた。ふみちゃんと茂さん以外にも歴史があるのが見てて本当に面白いところだったな。全話通じて一番ハラハラドキドキしたのは新婚の極貧時代だが、その後もいろんなキャラクターや出来事が話しに彩りを添えて本当に面白い、素敵なドラマでした。最後の最後にひとつ残念なのは、深沢さんに会えなかったことです…。会いたかったよー。