のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

青森旅行 その2

浅虫温泉

水族館を回り終えて、タクシーを呼び駅近くの旅館へ移動。水族館から駅までは歩けば10分くらいらしいのだけれど、とてもそんな事ができる状態ではなく。タクシーに乗ってても一瞬前が見えなくなるほどの荒れた天気で、これ間違って歩いたら確実に死の彷徨になるだろ!ってくらいの強風と雪でした。
食事は青森の郷土食もたくさん食べられました。

帆立貝焼き。

じゃっぱ汁

そしてこの日は1月7日七草だったので、サービスで七草粥もいただく事ができました!

朝食には生姜味噌おでん。

玉子の貝味噌焼き。煮立ったところで玉子を加え、玉子とじにして食べました。
どれも美味しかったけれど、じゃっぱ汁が特に美味しかった!具沢山だし温まるしで幸せな気分になったよ。

夜は毎晩津軽三味線ライブが行われています。
生の音を聴いたのは初めてで、その迫力に驚かされました。「津軽三味線」というのが全く分からず、とにかく最初は三味線ってアタックが強い楽器なんだなぁ〜という印象だった。「2曲続けてお送りしました」と言われても、どこで曲が切り替わったか分からなかったほどの鈍さでスミマセン。観客の中に津軽三味線が分かっている方がいらしたようで、要所要所で拍手を入れていたその人につられて観客みなが拍手を入れる…というのを繰り返しているうちに、クライマックスというか盛り上がりどころは何とな〜〜〜く分かるようになってきた。とにかく張り詰めた音と演奏者の熱気がすごい。30分のショーがあっという間でした。

八甲田丸


次の日も天気は回復せず。
青い森鉄道に乗って、再び青森駅へ。駅から徒歩5分くらいのところにある八甲田丸を見学に行きました。八甲田丸とはかつて、函館と青森を繋いでいた鉄道連絡船です。青函トンネル開通の1988年にその役目を終えて、メモリアルシップとして展示されています。

八甲田丸ブリッジからの眺め。
ブリッジにあった神棚に八甲田神社のお札が奉納してあり、そこから職員さんと映画『八甲田山』の話をしました。その職員さんはあの映画の迫力が好きだそうで。私も映画、原作どっちも大好きです!雪中行軍資料館行ってみたい!

八甲田丸1階車両甲板。
上の階にある資料展示や、客室の様子よりも1階〜地下の暗くて冷たい甲板の方が面白かったです。鉄道車両を輸送するため、巨大な空間が広がっていて静かなそこでは「ギギギギギ…」と船の揺れる(?)音も聞えます。その音や、船のむき出しの感じがDSゲーム『極限脱出9時間9人9の扉』の脱出劇を思い出させてドキドキした。

地下のエンジンルーム。
このゴツゴツした本物を見るとテンション上がります!