のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

それでも、生きてゆく

1話
序盤でのカップやきそば云々あたりや、ファミレスでの深見と双葉の会話など、会話の雰囲気が思ったより軽妙でそれほど構えてみる必要ないかな?なんて感じたんだけど、やはり本題に迫ると一気に重くなりますね。父ちゃんが荒れ果てた家の中で激情を吐露する場面はきつかった。柄本さんさすがというか…。この分だと、母親の気持ちが爆発するであろう大竹さんが本気出す場面ではどんな恐ろしい事になるか、今からタオルの準備をしておかないと。
歩道橋の上にいる元少年Aがはっきりと視認された瞬間、風間さんの顔を見た瞬間に急に泣けてきた。あの穏やかな表情には何が秘められているのか。あの美しい絵に込められた意味は何なのか。
時任さんと風吹さんのあまりの身長差にビックリした。時任さんがデカイのは分かるけど、肩幅とか厚みとかいろんなものがとにかくデカクて遠近法使ってるのかと思ったよ。手を繋いだ時の大きさの違いもかなりありましたし。あと、深見が髪を切って風呂場から顔を出した場面を見たら、やっぱり瑛太さんかっこいいなーと改めて思いました。


2話
深見と双葉が互いの気持ち(の一部)を分かち合うのって、もっと後になってからだと思っていたんだけど、わりとあっさり通じ合っててちょっと拍子抜けだったかな。もちろん、真逆の立場だからこれからもいろんな感情の揺れがあるとは思うけど、一緒に祭りに行くってのは結構な進展に見えた。
被害者遺族は加害者家族を恨みぬいて顔を合わすのも嫌だとなるんじゃないか…というのは私の勝手な思い込みでそれを基準に考えても仕方ないんだけど、互いがあそこまで落ち着いて接する事ができるのものなのかなぁ。山中では諍いがあったけど、それ以外は案外穏やかに接しているよね。双葉が「兄は優しい人なんです」といい続け、挙句「冤罪の可能性だって」なんて言い出した時はその怖いもの知らずさというか空気の読めなさというか、ポジティブさというか打たれ強さにハラハラした。あれは相手に殺意を抱かせてもおかしくない。それは双葉の自分に対する言葉であって、被害者遺族に聞かせるものじゃないよね。
もしかしたら文哉の事件は冤罪の可能性もある?双葉が犯人だったと確信したひなげしの花も、「事件を見ていたのに何もできなかったというような弔いのため」とかそういう理由で植えた?なんて思ったりもしたが、妹の首を絞めたなんて事があったならやっぱり確定なのかなー。というか、殺した理由は何なのだー!
双葉父がすごくしっかりした父親でホッとする。「被害者遺族に許しを求めてはダメだ」というのにグッと来た。若く、兄想いの双葉をきちんと導いているように思えた。そういえば、双葉の家族に嫌がらせしているのは誰なんだろうね。深見家側じゃなくて、実は双葉の身内側からとか?いや、何のためか分からないけど。
サトエリさんのおっぱいが大迫力で思わず凝視してしまった。