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青森旅行 2011夏 その3

青森県立美術館

次は三内丸山遺跡の隣にある青森県立美術館へ。

真っ白で大きくて、中も複雑な構造になっていて、建物のそのものがすでに展示物のような美術館でした。建物を見ているだけでも面白い。遺跡から美術館への無料シャトルバスが到着したのは美術館の裏側に近い入り口だったのですが、正面に出るまでに迷いそうになってしまった。

入り口前にあった像の描かれたパネル。立ち寄った人も製作に参加でるようになってました。

置いてある丸いシールを好きな位置に貼ります。なるべく隣接する場所が同じ色にならないように貼るのがポイントなんだそうです。



これは八角堂の内側から。八角堂とは、奈良美智さんの作品が八角形の部屋のすべての面にひとつずつ展示してある空間でした。塔のようになっていて、螺旋階段を登りきった屋上にこの部屋が現れます。

この美術館のシンボルともいえる「あおもり犬」。この作品も奈良さんのもので、高さ8,5メートルもあります。実物は想像以上にでかかった!

後姿も。


常設展のみの見学しました。まず最初に、入り口大ホールにあるシャガールの巨大な舞台背景画に圧倒された。椅子に座りながらそれを見ているだけで早くも満足してしまいそうに。他にも青森県にゆかりのある作家の作品が多く展示されていました。奈良美智棟方志功寺山修司などなど。寺山修司は、小部屋の中に舞台作品のポスターが展示され、スクリーンには実験映画の一部も映し出されるという目、耳、そして空間の雰囲気が魅せるつくりになっていました。小学校1年生くらいの女の子が部屋の中を一目見ただけで不気味さを感じたのか「怖い〜!」と逃げ出してしまったのが微笑ましかったです。青森県三沢市には「寺山修司記念館」もあるそうで、それも気になりました!

美術館にあった顔出しパネル。


一日歩いてへとへとになった所で本日の予定は終了。

青森駅前の「柿源」で晩御飯。ホタテフライ定食。

こちらは三色丼。
ホタテフライ美味かった〜。