のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

大友克洋GENGA展


4月7日(土)に、当選した方のご厚意で試写会&内覧会に参加する事ができました。
原画展を見られる時間が約1時間、その後30分くらいは新作アニメの試写会でした。メインは『AKIRA』の全原稿ですが、それ以外の作品の原稿やカラー原画、アニメ作品なども展示してあり大ボリュームでした。カラー原稿を全力で見すぎたのもあって、『AKIRA』の原稿にたどり着く前に大部分時間を費やしてしまいました。『AKIRA』の原稿は順番にガラスケースの中に何段にも重ねられているので、お気に入りの場面を探すのも楽しそうです。山形の最期はケースの上段に飾られててすぐに発見できました。残り時間が少なくなって最後に慌てて金田バイクとチョウさんの壁の展示を見に行きましたが、特に金田バイクは大人気でたくさんの人に囲まれていましたよ。

チョウさんの壁。壁の前に立ってチョウさんごっこもできます。

金田バイク。こちらは500円以上の募金をするとジャケットを着用してバイクにまたがる事ができます。
おおおーーー!本物の金田バイクだぜーー!


火要鎮』の試写は、会場内の体育館で上映。ストーリーは『八百屋お七』もベースにしていたようなので、すんなり入っていけました。上空から見た江戸の風景や町が炎に包まれる様子、火消したちの動きなど、細かい描写も見ごたえありました。最後の炎の動きは圧巻。ただ、火消しの仕事をよく分かっていなかったので、映像を見ながら「人がまだ中にいる民家を破壊するのは何で?」と不思議に思ってしまいました。


1時間くらいじゃ満足いくまで見られないほどの展示量。原稿は本当に緻密でしっかりと描きこまれていて、すでにそれ自体が印刷物であるかの如く美しかったです。ため息がでるほどでした…。


お土産にグッズも購入。展示会場とグッズ売り場は別なので、チケットを購入しなくてもグッズだけなら買いにいけるようです。

クリアファイル4枚セットの1枚。

ほか3枚。

特製紙袋に入れてもらえました。やった!
そういえば、グッズ購入で並んでいる間に、大友先生が横を通っていって興奮した!ご本人を見ることができたー!


「作品製作中」と書かれた何も飾られていない壁もありましたし(おそらく、日々作品を仕上げていくのではないかと)、金田バイクの部屋には多くの漫画家が記念を残しているようでしたし、会期中にもう一度行きたいな。