プリンシパル 2 いくえみ綾
- 作者: いくえみ綾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/07/25
- メディア: コミック
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以下、内容に触れています。
糸真パパと和央ママがこんなに軽やかに再婚するとは思わなかった!それによって、糸真、和央、弦の立場も変わってきたし、家族になってからが本番スタートって感じなのかな。家族ものといえば、『かの人や月』もあったけど何となく『子供の庭』を思い出させる感じがしました。(と言いつつ、『子供の庭』あまり覚えてないんだけど)
気になっていた糸真と晴歌も和解できて良かった。本性表した晴歌の潔い性格の悪さは突き抜けてて気持ちが良いね!弦と上手くいかせてあげたいが、糸真がいるからなー、どうなるんだろうね。
和央が相変わらず不思議な存在でよく分からない…浮世離れしているのよね。好きな人が弦の姉ってのも別に可笑しくないんだけど、年上で離婚暦のある女性を幼い頃から思い続ける男子高校生ってのが不思議っていうか。和央の周りだけファンタジーの空気に包まれているようで気になります。
糸真ママ面白いなー!嵐のようにやって来て、嵐のように帰っていく強烈ママ。実際にこんなママだったら周りの人はホント迷惑だろうけど、あの奔放な行動がとても可愛いです。毎回最後に描かれているママの能天気な手紙が、かえって切ない余韻を引き出してて好きだなぁ。