のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

謎解きはディナーのあとで

アメコミチックな再現漫画や書き文字、静止画による聞き込みの様子など、ゲーム(『ダンガンロンパ』『428』)を思い出す手法は楽しく見られた。唯一きついなーと思った演出は、「クビクビクビクビ!」とお嬢様の口から機関銃のように言葉が飛び出して執事に当たってたアレかな。漫画演出だから静止画なら違和感ないんだけど、動きが出ると妙にチープになってしまうというか、違和感を感じてしまいました。
お嬢様と執事が良かった。お嬢様がもっとツンツンしたキャラだと見てるうちに「そういうのはもう飽きた…」な気分になってたかもしれないけど、基本的に素直さや愛らしさが面に出ていたので可愛いかった。ただ、決めセリフ(なのかな?)の「だまらっしゃい!」はもっと迫力や有無を言わせぬ説得力があるお嬢様オーラバリバリで言い放って欲しなー。
構成としてはお嬢様が食事しながら状況説明→執事が推理→正解!ってパターンなのかな。今回の靴子さんの犯行も、あくまで執事の推理、想像でしかないんだけど、その答え合わせみたいなもの(犯人に確認する)は見せないで良いのかはちょっと気になった。靴子さんは自分が犯人であることは認めていたけれど、動機や犯行方法などには一切触れていなかったから、あれが本当に正解だったのかちょっとモヤモヤするよ。
椎名さんのバカ坊ちゃんぶり(2シーターにちんまりと乗ってる姿が可愛かった)や野間口さんと中村さんが警察署員役だったりとニヤニヤポイントもあったけど、実は伊東四郎の執事が一番ときめいた…!松坂牛生肉を放り投げたり、お弁当をこっそり入れてくれたりと、伊東さんが執事だったらストーキング状態もまったく問題ない。むしろウェルカムです!