のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

Wの悲劇 #5

素人なりに苦労してあんなに必死に偽装工作したのに、あっさり崩れかけてて笑った。誰が摩子(さつき)の犯行だとばらそうとしているのかな。鞄にしまったはずのチューブが現場に落ちていたのを見ると先生の仕業かと思えるけど、医者が偽装工作を手伝ったとばれたら医師として今後やっていけなくなるような気がするし、ないと思うんだけどなー。それに摩子が犯人になっても、他に親族がいるから先生に遺産は入らないだろうし…。となると、おじさんと息子のボンクラ親子ペアが一番怪しい?とはいえ、あの親子にそんな度胸があったり機転が利くとも思えないんですけどね。だって、あの親子が何かしゃべりだすたびに、うっかり口滑らせて偽装がばれるんじゃないかとハラハラしたもの!絶対ボロが出るからそれ以上しゃべるらないほうが…!って思いつつ笑いながら見てた。あとは、母親が摩子(さつき)に罪を着せるのを耐えられず偽装をばらして自分が犯人だと名乗り出ようとしているのか、善良な顔をしつつ肝心な所で仕切ろうとしているおとなしい父親か。摩子さえいなくなれば妻は自分の言いなりになりそうだものね。
警察が帰ってホッと一息ついた後、「もうひとつだけ〜」と現れた名刑事に対して全員がいっせいに挙動不審になってモゴモゴしゃべりだすのが面白かった。怪しさ爆発。
本物の摩子の方は、特に進展もなく。刑事にもママさんにも「お前はどうでもいい、本物のさつきを追うわ」と言われ、初めて誰にも必要とされない、そしてもう帰る場所もないという経験をしてダメージを受けていました。でも、さつきが摩子に対してイライラする気持ちの方が分かるんだよね。初回で、さつきの殺人をごまかす手伝いをしてまで家を出たかった覚悟のある摩子はどこにいったんだ。さつきともガチでやりあえるくらいのもっと強くしたたかで、それでいて清廉なイメージを崩さないような面を見せてほしいな。
ついにきららさんの嫌がらせもなくなってしまった…しかし、次回は派手な殴り合いもあるようなので楽しみに待ちます。