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Wの悲劇 #8

最終話は完全に若村さんが主役になってた…!やっぱりすごいわぁ。事件解決編のいろいろな大味さも、若村さんの熱演によってドラマチックに盛り上がってました。「Woman」が流れる中、若村さんの表情見てたら「警察はなんで見てるだけだったの」というツッコミも不粋に思えてきたよ。
昼ドラ風だったり、トンデモ展開だったり、コントだったりしたけど、そこがまたこのドラマに合ってて面白かったな。さつきが母の愛によって救われたのも、彼女の恨みの原動力が「愛されたい」だった事や若村さんの演技があってきちんとまとまっていたように思えたし。
道彦に連れ去られた摩子を、弓坂が絶妙なタイミングで発見できたのは愛の力だという事にするけれど、そう思えば思うほど「さようなら」で別れるのが寂しかった!寂しかったんだよ!!この二人はもう会うこともないのかな。弓坂いいキャラだったなー。桐谷さんがものすごくカッコよく見えたよ。摩子を庇って刺される弓坂や、いい雰囲気だったのに最後は別々の道を行くところなどは薬師丸さんの『Wの悲劇』を意識してるのかなーと思いました。
最終回だというのに間崎先生の出番が一瞬もないとは!!あの時追い出されて終了だったのかよ〜。与兵衛の隠し子設定もあまり生かされてなかったから、せめて崩壊した和辻家を心配してみねさんを支えるような和解展開でもあれば良かったな。あと、おじさんとボンクラ息子も本当にワンカットだけだったねぇ。イケメン風に「僕がそばにいるよ」宣言をしたにも関わらず、さつきに鼻で笑われるボンクラ息子は愉快でしたが。
きららさんも出番がなかった…まぁ最大の見せ場は前回で終わってしまったので仕方ないか。でも、留置所内で初めてさつき(摩子)に心を開いたというのに、戻ってきたら摩子がいないだなんて可哀相じゃないかー!さつき(摩子)と一緒にステージに!と思いながら帰ってきたら、そこにいたのは無愛想で踊れないさつき…事情を知らないとはいえ、これは可哀相なので、何とかしてしてあげて欲しいと思ったよ。せっかくの貴重なきららさんデレがー。