のんべんだらりといきましょう

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ペルソナ4

このアニメの真ヒロインは菜々子ちゃんだったということですよね!全く問題ありません!最初はキャラクターの雰囲気から千枝ちゃんがヒロインなのかなぁと思っていたところで、りせちー登場編の力の入り具合を見てりせちーが本命か…となったが、中盤以降は奈々子ちゃんの魅力爆発で独壇場となりラストはお嫁さん宣言までされたらどう考えても菜々子ちゃんが可憐なヒロインでした。大満足です。奈々子ちゃん可愛いわぁ…!
ジュネス王子、千枝ちゃん、雪子が仲間に加わるあたりまでは単調で、同じ事の繰り返しにも感じられたんだけど、巽完二で完全にはじけて、それ以降は常にテンションの高い内容だったと思う。時にシャドウ戦よりも、学校生活が念入りに描写されていたりして、それがまた面白かった。主人公の鳴上悠は最初こそ無口無表情なタイプだったのに、絆が深まるごとに冷静なんだけど天然だったり、熱血だったり、ジュネス王子が引くほどのボケをかましたりと愛されキャラになっていってそれを見ているのも楽しかった。
事件の真犯人、実は菜々子ちゃんが連れ去られるまで堂島のおじさんを疑ってました、ごめんなさい。真犯人の足立は、24話で本音をあらわにした時は、なんというクズ…!と恐ろしいほどだったけど、最終話で不満と不安と自分の弱さを延々語っているのを聞いてたら、声優さんの熱演もあってちょっと哀れになってしまった。狂気を帯びた表情で語気も荒く言葉も鋭く、何だか偉そうにしていたけど、あれが全部この人の泣き言かと思うと、こういう人もいるかもね…と妙に納得できてしまったというか。しかし、それが殺人の理由にならないって事を鳴上たちはきちんと見誤らずに、テレビの中のケリを付けずに現実で責任を取らそうとしたのは良かった。そういや、ゲームキャラ(主人公)に「現実はゲームではない!」と断言されたのにはちょっとビックリした。いや、良いんだけどこの人ゲームキャラ…と一瞬我に返っちゃったじゃないですか。
ちょくちょく主人公の旅立ちは示唆されていたけど、最後に本当にお別れしちゃうのが寂しかった。このままこの土地にいればいいのに!と思わずにはいられなかったよ。ラスボス戦からあっという間に出発の日になってしまったので、もう少しエピローグが見たかったな。途中のCMでDVDに未放送エピソードが入るっぽいから、それを見て補完してねってことなのね。足立からの手紙とか気になる…。
見ている途中からゲームをやってみたくてたまらなかった。主人公の名前を決められるならば、「鳴上悠」に必ずします。