のんべんだらりといきましょう

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木更津キャッツアイ 9回表裏 10回延長

ああー!!終わってしまった。泣きながら笑った最終回。鼻水を垂らしながらププッと噴出し、始まりにはショックを受け終わりには驚かされ、最後の〆は後味爽やかな1時間だった。
以下ダラダラと長くなってしまったので、「続きを読む」にします。


8回のラストはぶっさんの遺影だったけど、あれは後日談をチラリと見せただけだと思っていたんだよね。だがら冒頭ですでに3回忌の話(この時点では1周忌?)をしていたのがショックだったなー。が、やはりそれもさらに後日談のお話で。今回のぶっさんも突き抜けていました。とはいえ、一人で涙を流すぶっさんや美礼先生と白衣の話をする場面では「迫り来るぶっさんの死」を刷り込まれているようで切なかった。美礼先生とのキャッチボールは二回目だけど、今回は立場が逆なのに時間が流れた事を感じされられたよ。野茂のトルネード投法は似ていたような気がするが、江夏、村田兆治は分からなかった…。
他の野球ネタでは、強いチームとして「PL?常総?明訓?」と連呼していたが、最後のはドカベンだろ!あと珍プレー好プレービデオに出ていたのは懐かしの中日宇野によるヘディングプレー!!あの映像を初めて見た時、マスターのツッコミと同じく「何がしたいんだお前は!」と思ったのを覚えている。
東京へ連れ出されるぶっさんの挙動不審さには本当に笑った!「未来都市だな!」「ムーンウォーク!」とオランウータンになっているぶっさん。「負ける気がしないんだよね(Vシネスマイル)」このセリフ、前もあったような気が…でもどこでだったか覚えていない。ウキウキウォッチング前でのキレっぷりも最高だった!東京にすらいったことなかったぶっさんが、味噌煮込み・ういろう・しゃちほこの名古屋まで遠征。お土産のキーホルダーが何か分からなかったよー。
病院でのみんなの語りかけに対するぶっさんのツッコミが泣き笑いだった。浜での「野球は9人でないとできないだろう」とオジーと同じことを言うぶっさんに泣かされたあとだっただけに、笑えるんだけどやはり泣けたんだよね。猫田のネズミ顔、「ナイス判断、うっちー」(オルゴールの時は苦しめられたのに、今回はうっちーの判断に助けられるぶっさん)、ライオネル・リッチー、まとめに入る美礼先生としじみ。あのテンポは見事だったなぁ。
そして棺桶からうっちーが出てきた時は本当に驚き&笑ったよ!夢オチだったらどうしようと疑ってしまったくらいだ。ああいう結末だったとは。ぶっさんに死んで欲しくない、でも死なないというのは納得できないという気持ちを両方とも叶えてくれる結末だった。うっちーによる英語のナレーション(ハリウッドスタイルの名残?)によってぶっさんの命が終わったことを告げつつも、目の前にはいつもどおりのぶっさんがみんなと一緒にビールを飲んでいる。見ていてスッキリした終わり方だった。
最後のオジーとぶっさんによる「朝だよー!」がいいよー。ぶっさんはオジーのところへ行ってしまったけど、あの像のところで楽しくやっているんだろなぁと思わせてくれる。爽やかで切ないラストでした。
芝公園バージョン…木更津キャッツ!ニャー!キャッツ!ニャー!キャッツ!ニャー!東京タワー
名古屋バージョン…木更津キャッツ!みゃ〜!キャッツ!みゃ〜!キャッツ!みゃ〜!
セカンドバックに変な尻尾アクセサリー、その上セーターの趣味が悪いリトル山田。最後にベンチで仲間に入れて欲しそうな顔が可愛かった。30代のはっちゃけ方って一体…。
サラリーマン早調べクイズにおける安住アナのうっちーのあしらい方がいつも通りだ。
美礼は「春の枕詞は?」が好きだなー。パンチラではありませんから。
山口先輩の50音モノマネもついに「八重樫」まで!「屋鋪ではなく、やしきたかじん」。その後、「由利徹」「よくいる親戚のおばちゃん」「ロードランナー」「わがままな西城秀樹」、はじめに戻る「哀川翔」…
博久、それは松沼兄の下の名前。


1度は挫折して見るのを止めた『木更津キャッツアイ』だったが、見逃したままでなくて良かったと心から思う。こんなに面白かったとはなー。知らないままだったら勿体ないよ!
そして今は、終わっちゃったんだなーと脱力気味です。が、私にはまだ日本シリーズが残っていた!早速DVDレンタルに走ります。