子供の国・紅蟻夫人
- 子供だけの国って設定は、なかなかに心惹かれる。これが、「汚い大人に嫌気がさした子供たちが結託して大人を隔離している…」という展開だったら、もっと燃えたと思うなー。でも、そこまで黒くはできないか。
- 老子(大倉孝二)の夢か…大きい方がいいらしい。
- 沙悟浄(内村光良)の存在感が薄かった。前回メインだったからだろうか。
- 凛凛(水川あさみ)詳しく説明しすぎ。それまで引っ張ってきた謎(という程でもないが)をあの説明的なセリフで解説されてしまうと、興ざめなんだですけど。ちょっと便利キャラになりすぎているのではないだろうか。
- 紅蟻夫人(高橋ひとみ)の「やっておしまい!!」と高笑いはお見事。往年のドロンジョ様を髣髴とさせる。でも、止めを刺される時のあの白い静止画はかなり笑えた。
- 久しぶりにアクションシーンらしい立ち回りを見た。孫悟空(香取慎吾)の如意棒使いと猪八戒(伊藤淳史)の殺陣が上達しているように見えた。
- 寂しさ故の心の隙を妖怪につかれたとはいえ、村に病原菌をまき、大人を追い出した純純は責められなくていいのか?という気がしなくもない。かなりの大罪だと思うのだけどなぁ。