のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

弁護士のくず #2

もう少し弁護士としてのやり取りを見たいなぁと思ったり。九頭(豊川悦司)も武田(伊藤英明)も、今回は弁護士らしい仕事というよりも、真っ当な人間としてのアドバイスというのを強く感じました。もちろん、そういう仕事も弁護士として大切だというのは良く分かるのですが。必要以上に説教臭くないところはとても良かったです。九頭の簡潔な、それでいて真琴(三津谷葉子)が必要としていた説明と武田の熱意のある態度で、見ようによってはあっさりと更正していたのがいかにも九頭のやり方らしかった。
真琴が、正論を言う武田ではなくちょっと屈折した九頭だけを信頼してしまったら、あまりにも武田が可哀想すぎる…と心配になった。しかし武田にも九頭にも、それぞれに心を開いてくれたようで安心した。もちろん現実はそういうことも多いのだろうが、武田の青さや誠実さを否定されるのは、見ていてあまりにも凹まされるからなぁ。
須永(小川直也)の事務所に乗り込んで、いきなり電気が消えたりとかどういうマジック?と思ったら、ちゃんとタネがあったのね。一瞬どんなスーパーマンドラマだよ!と思ってしまったので。