のんべんだらりといきましょう

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あしたの、喜多善男 #2

松田龍平って演技上手だったんだなー!と、とても失礼な事を感心してしまった第2話でした。善男に頭を下げられたり、信頼を裏切っていると感じた時の複雑な表情が良かった。金のトラブルで焦っていた時に善男と出会ったという流れも紹介されて、少しずついろいろなもの見えてくるのが面白い。
一人ぼっちの母ちゃんが病んでいるのを目の当たりにして、それでも善男はその母を残して逝けるのだろうか。そこで大きな葛藤が生まれるかと思ったのに、「自分がいないほうがいい」って…。母の愛情はあの短い再会の中でも痛いほど感じただろうに。でも、そう考えるのは私が死を考えるほど追いつめられていないからなのかもしれない。そういうものなのかもしれない。
しのぶの足裏マッサージ、可哀相な善男が気になるとか面白そうとかそういう気持ちで押しかけているSッ気たっぷりの迷惑サービスなのかなー?と思ってたけど、疲れたしのぶ自身が無防備な善男に寄りかかりたくて毎晩やって来たりしているのかなぁ。
初回の急発進に対して2話は静かな感じだったけど、むしろ次回のみずほと会うための助走のように思える。みずほに幻想を打ち砕かれるであろう善男を見たいようで見たくないよ!