のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

秘密〜The Revelation〜

凄い!凄すぎるラスト!!笑いすぎて腹痛え。前半の地下空間にあった巨大な秘密の花園についてのツッコミなどどーでも良くなるような怒涛の後半。催眠にかかって発狂した薪さん(楳図かずお風)が第9に突撃して来たあたりはいつも通り(そうでもない?)の『秘密』だった。極度のストレスから薪さんが心停止になり、真犯人の所長が現れた所はどうなるのー!?とドキドキもした。しかし、その後の超展開に抱腹絶倒。

  • 全ての犯人だった所長の野望がセコ過ぎる。MRIを盗聴レベルと同じ扱いってあんた。
  • 心停止していたはずの薪さん、突然の復活。元気に歩いて会話もしっかりしています。
  • 颯爽と登場した長嶺副室長。散々怪しく描かれていたが、実はみんなの窮地を救った正義の味方であった!
  • 私利私欲ではなく、国益のために動いていた副室長だが、薪さんには信用してもらえず。
  • 所長の最期のあがきでMRIシステムの自爆装置起動!
  • 「何とかならんのか!」(副室長)、非常用シャッター作動→爆破寸前のMRI装置とともに閉じ込められる副室長。
  • 救助どころか気にかけてすら貰えず、あっさりと見捨てられる副所長。第9のメンバーを助けたはずなのに、この仕打ち。副所長哀れすぎる。
  • 第9研究所そのものを破壊するほどの大爆発。非常用シャッターって爆破の衝撃を押さえるためのものじゃないの?
  • 突然の場面転換。爽やかに草原を歩く第9メンバー。全員死亡エンドなのか、薪と青木だけ生存エンドなのか、それともみんなで地下空間の秘密の花園(新第9研究室)にいるのか。…と、曖昧な感じだったが、もはやそんな事気にならないくらいの「自爆で何もかも燃えてしまえ!!!」のインパクトが強かった。
  • やっぱりどう考えても無駄死に過ぎる長嶺副室長。

あー、思い出しただけで笑える。特に副室長が光の速さでシャッターに閉じ込められたのは最高だった。
アニメの薪さんと原作の薪さんは完全に別人だったけど、むしろ前半は空気、後半はナイーブ炸裂だったアニメ薪さんのが好きかも。回を重ねるごとにどんどん好きになるという始末。天地さんを温存して、青木とフラグを立てたあたりでバッサリと切った容赦なさは原作を知っていてもショックを受けたし、序盤の大統領暗殺を最後に絡めてきた辺り(辻褄はあってなかったような気がするが!)もなるほどなーと思った。原作とは一切切り離して、アニメ作品として笑いながらみるには十分面白かったなー。