のんべんだらりといきましょう

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SCANDAL #7

今週も面白かったー!何この緊張感。弁護士夫が車で出かけた辺りからずっとドキドキしっぱなし。BGMが「Bulls On Parade」なもんだから、余計にテンション上がったよ!これまでも十分に面白かったんだけど、今回はストーリー展開が面白いだけでなく、見てるこっちもダメージを受ける場面が多かった。少しずつボディーブローが効いてくるかの如く、終わった後にはヨロヨロになってしまった感じ。
貴子様ら4人がダメージを受ける展開になってしまったが、まゆちんの「子供作ろうか」が拒否され、貴子様は「ママには本心がない」と娘に否定され不倫相手にはカウンターパンチを喰らい、たまきは夫が最大の裏切りをしていたりと見てて痛々しかったなー。が、薔薇姫だけは正直あまり同情できない…。不倫の事を確認するために、勤務先まで押しかけ上司本人に聞こうとするあたりアホとしか言いようがないッス。たとえそれが財務省を揺るがすようなスキャンダルでなかったとしても、旦那に怒られて当然だと思うんですけど。「ママにもぶたれた事ないのに!」でアムロかよ!!ととりあえずツッコミを入れておきました(心の中で)。
息子の部屋に理佐子を匿っていたというのは、たまきにとっては大ダメージだよね。「失踪当日からホテルに匿っていた」とは全然違う重さ。息子の部屋ってのは、たまき最大の秘密であり、詳しい事情はまだ分からないけど、そこはある意味たまきの心そのものなんじゃないかと。物理的にも精神的にもおいそれと他人が踏み込んいいような場所ではなく、だからこそ夫もたまきにずっと付き合ってきたはずなのに、その部屋に夫の手引きで誰かが侵入していたというのは、たまきにとって耐え難い苦しみになるんじゃないかなー。夫にしてみれば、もしかしたらこれが荒療治になるかもしれないという一縷の望みもあったのかもしれないし、単にこれまでの状況に堪えかねた最後の抵抗だったのかもしれないし、そこは分からないんだけど。
最初は、妻4人を演じる女優さんに対して夫たちがちょっと地味…なんて思ったりもしたけれど、こうやって事件に密接に関わってくるとなると、光石研遠藤憲一の醸し出す胡散臭さや危なさがピッタリとはまってるなーと改めて思ったよ。
あんまりにも面白いので、今後はこうなるかもー?と先の展開を妄想しなくていいや!と思えてきた。目の前で次々に起こる出来事や隠された人間関係をそのまま素直に受けとめて、いちいち「そうだったのかー!」と驚いたりニヤニヤしたりしていたい。