のんべんだらりといきましょう

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告発〜国選弁護人 #2

すごく面白い!という訳ではなかったが、何となく次回からも続けて見ようかなぁという気にさせられた。ひとえに田村さんを見守らなきゃ!という気持ちのせいだと思うけど。マサカズ激高レベルMaxの「バカヤロー!!!」に本当にハラハラした!自分達の保身と利益のために哀れな女性を見殺しにしようとする弁護士を一喝する、本来はカタルシスを得るような場面なんだろうけど、田村さんの声の出なさに不安になってとてもスッキリするどころじゃない…。そんな声の弱さが気になる場面は多々あったが、2話終わってみるとそんな所もジワジワと面白くなってきたというか。最後まで田村さんを応援するよ!という気持ちになりました。
話の方は、気がつけば昭和臭の強い2時間サスペンスという印象になってしまった。夫を殺したナミコの事件の背後には政治が絡んでいた…という大きな展開になったのに、結局ナミコしか裁かれなかったのはドラマ終盤でもう一度この件が取り上げられるからなのかな。あの魔性の女も殺人犯しているはずなのにそのままだったのが気になる。平田満平幹二朗などがあれだけでは勿体無い。
薄幸美人の犯罪者役だったキムタエさんは、見事な薄幸ぶりで惚れ惚れしたよ。本当にお上手だなぁ…。1話で早々に殺された北村さんも出番があって良かった。が!ナミコと不倫の後、あっさり魔性の女に篭絡されて不倫相手に殺人を教唆、その挙句に自分が殺されるという何とも羨ましくもありマヌケでもあるダメ男でした。
被告は大きな権力闘争に巻き込まれた被害者である!というのはさすがに言いすぎで、不倫の挙句、男に唆されて夫を殺した浅慮な女な気がしなくもないが、田村さんの「弁護人はあえて言う!被告人こそ最大の犠牲者であると」が渋かったので、納得する事にしました。
予告に石井さんが登場してた!西園寺くんと古畑さんの再会ですよ!!