のんべんだらりといきましょう

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源氏物語千年紀 Genji

桐壺帝が源氏を全く心配していないような軽いノリだったのに笑った。自分の中ではもっと重厚なイメージだったんだけど、惟光と良い勝負の軽さ!ウキウキしすぎです。紫の上はとても愛らしかったけど、犬君があまりにもみすぼらしい感じになっていて、なんでお嬢様と下町のガキ大将が一緒にいるの?ってなくらいギャップがあったなー。そして今回の最大の見所は、藤壺の前から爽やかに退場した源氏が、「ぼあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!」と叫びながら、彼女を押し倒さなかった事を後悔している図です。藤壺の件といい、紫の上に見せたキラースマイルといい、本当に源氏はギラギラした野獣のようになっているなぁ。女性陣は繊細に描かれているのにね。