『Wの悲劇』といえば、映画しか知らない*1のでこのドラマの筋も犯人も分からず存分に楽しめました！軽妙な部分も浮いてないし、舞台演技のようだった最後の真矢さんと橋之助さんのやり取りも見ごたえあったし、菅野ちゃんはきれいだったし、香川さんは素敵だったし、面白かったな。特に医師を演じた香川さん、頭が切れて忍耐力も兼ね備え、行動力や説得力もあり、己の行動を省みる冷静さを持ちつつ、でも完璧で冷たい雰囲気じゃなくて、その上ちょっと冒険心も芽生えたり…となんてオットコマエなんだ！私も結婚したいと思ったよ！
役に立たないと定評のあるお坊ちゃまが一生懸命雪に足跡をつけて、ものすごい達成感を味わっていたのに笑った。あの場にいた全員が協力して偽装をするという行動から、いかにも変人だらけの一族から連帯感や一体感が伝わってきて面白かったな。コミカルな動きの中にも、全員の奇妙な関係が少しずつ見えてくるのも良かった。それにしても、お爺様役の津川さんが本当にマネキンのようにピクリとも動かないのが凄かった。途中で、もしかして場面によっては蝋人形でも使ってるのかなーと疑ったほどでした。
*1:映画ではこの事件は劇中劇だった
