- アーティスト: ミドリカワ書房
- 出版社/メーカー: 桜桃社
- 発売日: 2010/01/01
- メディア: CD
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- 愛なるは:ドラマチックなCメロにミドリカワ節を感じました!
- ミドシンを聞きながら:「電車に乗り遅れ店長に怒られ」が妙にリアルに感じてしまった。
- 大丈夫:ミドリカワ書房の曲って、完全に物語として聴いてしまう節があるので、そこに描かれた出来事や心情にどっぷりと感情移入してしまうのですが、それゆえに曲がどうこうよりもその展開についてムキー!になってしまう事があります。たとえば「母さん」の死刑囚はあまりにも現実が見えてない故*1に何言ってんだー!というような。この曲もちょっとそういう傾向にありました。自分が取り残されたくないからって、そんな適当な事を言うなーとか、「あんな腐った世界になんか戻る事はないよ」とか一方的に断言するなーとか。主人公の青年(?)が何だか許せないという。でも曲は大好きです!
- 自信があるんです:試聴した時はファンク調(っていうの?)に驚いたけど、何度も聴くうちにこのノリが好きになってきた!!「僕には自信があるんです 顔には自信があるんです 僕には自信があるんです 顔にしか自信がないです」というラストの歌詞も好き。ものすごい自信満々なはずなのに、「〜しかない」とちょっと心細げに〆るのが好きだ。
- 妹の日記:曲だけ何となく聴くより歌詞カードをガッツリ見ながら聴くと切なさ倍の倍。兄の独白部分と妹の日記部分のフォントが違うのにやられてしまった。本当に日記を読んでいる気分になった。あと、「廊下に伸びる長い影が〜」からのパートが特に泣ける。
- 泊まっていけよ:ライブでハンドクラップをバシバシやりたい。サックスソロの前の「間奏!」が好き。
- 夢が叶った男:この曲かなり好きだ!バイト時代に屋上で彼女を待っていた頃と夢を叶えて1人で屋上に立っている今を脳内で完全映画化して泣きそうになります。
- 喧嘩口論:1人デュエット曲。多分これからも家庭円満です。
- 馬鹿姉妹:早く小説が読ませてください!(ただいまamazon待ち)
- 転校生:「ごめんな」とコンボで聴くと大変な事になります。「父さんの薄い髪」という歌詞から、あの父ちゃんは頭が薄いのか…とかこれまたさらに具体的なイメージが出来上がって切なさが増す。「母さん笑っている」でこの家族はホントいい家族だ、きっと大丈夫だ…なんて妄想炸裂。「今度こそ僕は恋とかできるかな」で、「友達」などじゃなくて「恋」ってのが泣かせる。普通の思春期少年なら当たり前の事を今まで出来なかったんだなーなんて。
- さらばグッバイ:早くライブで聴きたい曲!しんみりした後にこれでグッとテンションを上げたい。
曲の感想というか私の妄想を書いているだけのような気がして恐ろしいです!完全に危ない人…!
ちなみに今回も11曲それぞれに茂木さんのドラマトラックが収録されています。相変わらず面白い。やっぱり実況系は特に面白くて、かつて「それぞれに真実がある」のトラックでは「子は鎹の時間切れ!ターイムアウト!!」だったのが、今回の「喧嘩口論」では「どいつもっ!こいつもっ!リーングアウト!!」になっているのに笑った。エツコママのやさぐれ具合が怖い…!もうオムレツなんては作らないのか!
*1:「近所の人にいじめられていないかい」←母ちゃんは辛い目に会っているに決まってんだろ!みたいな…