のんべんだらりといきましょう

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四畳半神話大系

「俺なりの愛だ」「そんな汚いものいりません」→オープニングテーマの流れに痺れた。冒頭の「時間を戻したい!」の後、いつものエンディングテーマで始まるのも逆回転感があって良かった。
前回の話で、くだらない、失敗だと思ってやり直しを希望した選択肢でさえ、殻に閉じこもる選択をした自分から見れば色鮮やかに充実した日々だったと気がついたのも面白かったけど、最終回はさらに面白かった。今までひとつの起点をもとにバラバラに散ったピースが再びひとつに集まって新たな形を作る…というような、とても綺麗な構成だったのに感嘆しました。今までの流れがあってこそのラストだったなー。四畳半に閉じ込められてイメージを膨らますしかなかった小津や明石さんを望遠鏡で発見し涙ぐむところは壮大なBGMも相まって感動しちゃったじゃないですか!走りながら、今までの人生のどれでもない新たな自分となるべく全裸になってたのには、この場面で全裸か!と笑いをこらえながらも良い場面だと思った。そして超今更だが、オープニング映像が出口のない四畳半の世界だった事にやっと気が付いた。ループから脱出した最後のエンディングでこの映像を見ると感慨深いものがあります。
やー面白いアニメだった。もう1度最初から見たいなぁ。