最初の事件ってくらいだから、JOKERの根幹に関する情報や謎の説明などがされるのかと思ってたが、法で裁けない犯人に対する処罰も変わらず、毎回伊達が食べるラーメンに関するエピソードが描かれていましたが、ほぼ総集編でした。改めて振り返ってみると（特に鬼畜な所が編集されているから余計に）犯人らの外道ぶりが顕著で、伊達の行為は「必要な悪」なんじゃないかとうっかり思わせる構成だったのは上手いなーと。細田さん、黄川田さん、窪田くんのキレキレ演技は特に凄かったと改めて感心しております。
ラーメン屋が今でも営業を続けているということは、その後母親が1人で頑張っているのだろうけど、入院していた息子はどうなったんだろうね。伊達にとっては、仕事の前にあのラーメン屋に行く事が、自分に対する罰でもありJOKER行為に対する責任の重さを確認する覚悟を決める事になるんだろうけど、まさか足長おじさんのようにあのラーメン屋を影で援助しているわけでもあるまいし、あの店でラーメンを食べる事は単なる自己満足に思えなくもないような。
最後に、三上から「組織の事は調べるな」と釘を刺され、その上で伊達、井筒元課長、久遠（アロハのイケ鑑に「スーパーハッカー」というアビリティが追加されてました）の3人で組織を調べようとしているのを見ると盛り上がるし、いつでも続編いけますよ！のニオイがプンプンしますが、JOKER実行犯でありながら、内部から組織を調べようとするとなると、話が破綻してしまいそうなのでさすがに無理でしょうか。
