所轄の掲示で塚地さんが登場した瞬間に、コイツが犯人だろ！とまんまと引っかかってしまいました。スミマセン。でも、生真面目そうな刑事役の塚地さんが、残忍な変質者に豹変するのも見てみたかった。
冒頭で、「美人プロファイラー」と言われた香月が密かにニヤ〜としていたので、あんまりピリピリしすぎるよりも、こういうトボケた表情も見せるキャラの方がいいよね！と思ったのに、事件が始まったとたんに協調性ゼロ＆相手の神経を逆なでする物言いになってしまい怖かった。いくら正しい事（と本人は信じている）であっても、もう少し言い方考えればいいのにー。CPSに対立するポジションであるはずの藤堂管理官よりも感じ悪くて大丈夫かしら。
事件の方は、「妹がいます！」「犯人は女です！」などと突然言い出したのが不思議だった。妹じゃなくて幼なじみかもしれないし、初恋の人かもしれない…なんていう可能性は？とか、女と断定したのはヨガ教室に女性しかいなかったから？とか、プロファイリングなんだか捜査の結果なんだが単なる勘なのかちょっと分かりづらいような。
でも、犯人が逮捕されて終了ではなく、事件に至った背景を犯人のクローゼットを見て香月が感じる演出だったのは好みでした。
ゲストのサトエリさん、「見た目もスタイルも恵まれているのに屈折していて不幸体質、もしくはエキセントリックな変人」を演じている時はすごく好き。演技はそんなにお上手だとは思わないんだけど、雰囲気があって良いな〜。
