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ディープピープル

連続ドラマ脚本家。
ドラマが好きでよく見ている割に脚本家の事を知らず、「今見ているドラマは誰が書いているのか」を分かっていないまま見ていることも多いです。脚本家ありきで見るのは、三谷さんとクドカンくらいか。今回の『ディープピープル』を見たら、尾崎さんの人柄や執筆方法、考え方などがとても魅力的で面白かった。シャイで無口のようだけど、自分の言葉や考えは確固たるものがある感じがにじみ出てました。執筆方法でも、B4用紙を45分の時間に見立ててシステマティックに書いているのが分かりやすかった。出来上がった作品に対する不満で、尾崎さんが「このアングルじゃないだろうとか…」と例を出していたけど、脚本を書く時に頭の中で映像が浮かんでいるのでしょうか。
岡田さんの「朝ドラの脚本は156本ダッシュ」にはなるほどなーと。でも、『おひさま』はあと1話欲しかったってのは…。まだ最後まで見ていないけれども、もし本当にそうならば終盤になっての和さん出奔とか、節子おばちゃんと徳子ママの「バーカ」連発の無駄話とか、ひなこちゃんの火傷騒動とかなくても良かった気が…。
でも、こういうの制作の裏側見てしまうと、気軽にツッコミを入れたり不満を言ったりしづらくなっちゃいますね。申し訳ない気分になります。(でも、すぐ忘れてわーわー言い出すわけですけど)