のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

グッドワイフ #3~4

3話

壮一郎すげえええええ!!!自身は身動きの取れない状態で、依頼人に林弁護士を接触させ、杏子が事件を担当した上で真実を暴き、脇坂にダメージを与えるって、さすがにすごすぎません?いや~驚かされた。指示を受けてタイミングを見計らいつつ事を運んだ林弁護士も只者じゃない気がする。一見お人よしそうな雰囲気を醸し出していても、壮一郎が指名した弁護士って事は信頼できる手腕があるんだろうし。利用された杏子も、壮一郎の期待に応えてしっかりと車両の故障に気づくところまでたどり着いていた。全員が有能だからこそ見事に成功した計画だったよねぇ。家族に対する態度だけは嘘がないと思いたかったんだけど、今回のように手の込んだ、そして妻すら利用するやり口見てると不安になってくるね~。
江口のり子演じる妊婦弁護士のふてぶてしさに笑った。あれだけ堂々と新婦ネタを交渉の手段に使ってくると、気持ちよさすらあるね!そして、弁護人の自分にも隠していた罪があった事を知らされて、さっさと見切る容赦のなさ。嫌いじゃないな~。河合弁護士と杏子が組んだらめちゃくちゃ強そう。そんな姿も見てみたかった。

 

4話

壮一郎VS多田の直接対決に、おおおお、ど、どっちを応援すればいいの!?うーん、壮一郎派なんだけど、でも多田も捨てがたいんだよね…とどうでもいい逡巡をし、肝心の会話があまり頭に入ってこなかったwまー普通に考えたら、拘留中の夫にわざわざ面会まで申し込んで、全くの部外者である妻の上司が「奥さん泣いてましたよ」と宣戦布告するって頭イカレているとしか思えないんだけど、壮一郎に秘密が多すぎる上に妻を仕事絡みで利用したというマイナス点(不倫はまだ認めていない私w)があり、何より相手が小泉孝太郎なものでな…。つい、許してしまいたくなるのだな。
余裕たっぷりで軽薄な雰囲気すらあった朝飛弁護士が、法廷に立った経験がなくて緊張のあまり大失敗をしてしまうエピソードで彼の人となりも分かって面白かった。交渉能力に長けていくつも功績を残しているならば、裁判の場でも活躍できそうなものだが、裁判官や大勢の傍聴人前でのライブだというのがネックだったのかな。でも、その失敗を引きずっていつまでもウジウジしたり周りに八つ当たりしないサッパリしたところがいいね。多田先生の好意に気づいている杏子もそうだけど、登場人物が総じて大人でサッパリしているのがストレスを感じさせなくてとても見やすいところ。
3話までは、仕事片づけた杏子が明るい光に包まれながら歩いている場面で終わっていた。しかし、今回は暗い影の中で翔平の母親に「口だけでしょ」とキツイ言葉を投げかけて、杏子も闇落ちしてしまったの…?と一瞬不安になってしまったよ。その後カメラのパーンに合わせて杏子に光があたり、「いままでありがとう」の言葉とともに、やはり光の中を進んでいく様子を見てホッとした。その前向きさとタフさを決して失わないで欲しいね。
そして最後に思うのは、傍聴席の阿曽山大噴火氏の存在感が強すぎたという事なのですw