配信で見ました。宝塚にあまり詳しくない素人の感想です。（ネタバレもあります）
- 映画版で予習しておきましたが、見ておいてよかった！あらすじをつかむのに必死にならずに済むし、モノクロ映画のキャラ（特に三獣士）の衣装が白黒の意味や、映画の世と現実の境目をすんなり受け入れられたりできて、物語の世界を思う存分楽しむことができました。
- 美しくて切なくてハッピーで笑えて感動する素敵な作品でした。ケンジも美雪もかわいい…！
- ケンジ、ハンサムガイ俊藤、大蛇丸の三者三様、方向性の違うかっこよさがあって、それぞれとっても魅力的だった。ケンジの真面目で不器用でそれでいて圧倒的な見目麗しさ、ハンサムガイ俊藤の圧と存在感、大蛇丸の可愛さ、どれかを選ぶなんてできない（選べなどと言われていない）
- シナリオハンティングの場面がとても好きです。祭りの中で華やかな色を見せて、赤い風車で求婚をする王子、藤の花の下で踊る二人が美しくて、グッときた。
- 宝塚版オリジナルキャラ、大蛇丸は宝塚っぽくてよい改変だと思った。ファンタジー感が増す事によって映画のヒロインが現実に飛び出してきた事や三獣士の存在も浮かなくなるし、ケンジとの話の噛み合わなさにも笑ったよ。
- ハンサムガイ俊藤は最初から最後まで最高でした！！まずね、足が！長い！！！あとコミカルなんだけど、めちゃくちゃいい事いうのだよ。それがまたかっこいいのだよ。大スタアは違うなぁ！
- 「来世で会おう！」を合言葉として積極的に使っていきたい。
- 思いが通じ合い覚悟を決めた二人がハンカチで手をつなぐのに泣けた。触れると美雪は消えてしまうので、ケンジが美雪に何かを渡す場面では（大丈夫！触っちゃわない！？！？）と心配した。特に指輪。あんなのギリギリすぎる…ケースに入れて渡すんだ…！って見ながら思ってしまったｗ
- 2人の時間と時の流れを藤の花の下で見せるの良かった。
- ラストの舞踏会でモノクロ映画がカラーになる演出と、現れた色とりどりの世界がとても美しかった。
『FULL SWING！』
- 開幕登場した月城さんがケンジと別人すぎる！！！さっきまで見てた純朴な映画青年と全く違ってビビった。これが…トップスターさんのオーラ…！！！！！！
- トレンチコートで4人の男が踊る冒頭部分がめちゃくちゃかっこよかった。ジャズという分かりやすいテーマなのもあるし、そもそもジャズは聞いてても気持ち良いというのもあって、とても楽しい。気分がアガる。
- 暁さんのダンスのキレが…鳳月さんのジゴロの風格が…風間さんの歌の貫禄が…そして月城さんの輝きが…！！って次から次へと見せ場が押し寄せて、感動と興奮である。
- マイウェイで、みなさんあまりにもいいお顔で歌ってて胸が熱くなった。
