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DEATH NOTE 1〜6 小畑健・大場つぐみ

DEATH NOTE (6) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE (6) (ジャンプ・コミックス)

読むのにかなり時間がかかりました。最初、漫画を読んでいる感覚がなくてなんだか居心地が悪かった。今までマンガを読む時は、当たり前にモノローグ、セリフ、絵と同時に読んで物語世界を楽しんでいたのに、急にそれが出来なくて焦った。コマの中にある文字を追うのが精一杯で、絵を見ることが出来ない。小説を読んでいる時のように頭の中で勝手に映像化してしまい、絵から入ってくる情報をほとんど取得できず何度も同じページを読んだりした。「漫画の読み方がわからなくなった!」と一瞬本気で思ったほどだ。読み進めるとその違和感もなくなり、気がつけば普通に漫画として楽しんでいたのだが。
以下、ネタバレもあります。




怒涛の展開で面白かったー!ライトがいかにしてLの目をすり抜けるか、Lがいかにしてライトを追い詰めるかを見ていて興奮する。だから、5〜6巻のヨツバキラ編ではライトVS Lが見られなくてちょっと勢いが下がったかなー…とも思ったが、ヨツバキラ包囲網の展開は燃えた!ヨツバキラはこれで終わりだと思うが、あとはライトがキラに戻る方法が気になる。一度手放したデスノートをもう一度、同じ人に渡す事はできるのか?単行本では次々とデスノートのルールが登場するが、ルールを増やす事によって「なんでもあり」ということにもなるだろうけど、逆に辻褄合わせが大変になる縛りになりはしないのだろうか?今まで出てきたルールと6巻までの展開には一切の矛盾はないのかなぁ?と心配になったりする。
5巻でライトの中からキラがいなくなった時は無性に寂しかった。現在は、ノートを捨てたライトがデスノートに関する記憶を失ってLと協力しているわけですが、あまりにも好青年ならライトとデスノートを拾う前(1巻の最初でしか見られなかったが)のライトのイメージが違うように感じるのは私だけだろうか。あの好青年ライトが例えばノートを拾ったとしても、あのキラになるのかなぁと思ってしまいます。
トリックとしては、レイ・ペンバーとの山手線でのやり取りが一番面白かった。そのあとの南空ナオミとの名前探りあいも緊張感があったし、Lの素顔が初登場したりと2巻でかなりはまった感じがします。
とにかく早く続きが読みたいのであります。