のんべんだらりといきましょう

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okuda tamio tour“MTR&Y 05”@Zepp Tokyo

5月17日(火)奥田民生のライブに行ってきました。
会場のせいだろう思うけど、全体のバランスがあまり宜しくなかったような気がしました。しかし、民生、小原さん、湊さん、有太さんの4人はご機嫌な感じで楽しそうに演奏しているようだった。あくまで私の主観ですが、湊さんがこの4人でのライブに慣れてきて、リラックスして演奏しているように見えた。民生以外にも小原さんが時々かますボケ、有太さんのフォローなど民生曰く「みんなベシャリが達者になった」ように確かに思える。
以下、ネタバレもあります。



1曲目「ギブミークッキー」のギターのイントロが始まるとグワーーーっとテンションが上がります。この曲カッコいいよなぁ、本当に。ミドルテンポで、ロック!な感じの曲は大好きです。
特に印象に残っている曲は「海の中へ」「スカイウォーカー」「船に乗る」だった。「海の中へ」は中盤のエフェクター弄りタイムで楽しんだ。湊さんのドラムが凄い事になっていて、目が離せなかった。見ていて面白いし、テクニックも凄い。この言い方しか思いつかないで恥ずかしいが、やはり自己主張の強いドラムだなぁーと。友人曰く「民生のソロをもかき消す勢いだよね」…その通りである、全く。そんな湊さんのドラムが『comp』曲以外ではまっていると思ったのが、「スカイウォーカー」だった。ポップな感じ(というと語弊があるかな?)というか爽やかな感じが薄れて、ロック色が強まるような気がして好みの音になっていた。逆に、ちょっと合わないなーと思ったのは「恋のかけら」「手紙」「ライオンはトラより美しい」かな。「ライオンは〜」はどうもビシッと決まらないような気がしてスッキリしなかった。
2回目のアンコール曲は「BEEF」だったのだが、その前に小原さんのベースから始まって、ドラム、ギター、キーボードと重なっていき短い時間だったけどちょっとしたセッションのようなものを聞かせてくれた。コード進行はおそらく「BEEF」のものではないかなぁ。(コード進行云々は適当な憶測なので、間違っていたらゴメンナサイ) その時、民生はキーボードの前に置かれたソファーに深く腰掛けて、ライブというよりスタジオでのリハのようなリラックスした様子でギターを鳴らしていた。「あー、普段はこんな風にギター弾いているのかな」とまたしてもヲタの痛々しい妄想に走ってしまいました。
「スタウダマイヤー」の

地図上は今は北が上だけど 僕には西も東も全部前

というフレーズが好きだ。ちゃんとしなくちゃ!と思わせてくれる。