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奥田民生 okuda tamio FANTASTIC TOUR 08@大宮ソニックシティー大ホール

3月15日(土)に奥田民生のライブに行ってきました。
MTR&Yでの演奏がよりカッチリと噛み合ってきたと思う。ギターが民生の1本だけなのも気にならなくなってきた!もちろんそういう選曲やアレンジをしているからだろうけど、1本だからスカスカだなーと感じることはなかった。ホールの鳴りのせいかもしれないが、序盤は特に音が分離していないように思えた。それぞれの音が別々にはっきり聴こえないために、ドラムとベースの音が特に?むりやりぎゅっと固めた団子ように感じられて、ちょっと座りが悪かったかなー。
久しぶりの民生ライブだったので、1曲目などは頭に血が上ってあまり覚えていない…多分意味不明な叫び声を上げていたのではないだろうか。2曲目の途中あたりで、やっとその日の衣装などが認識されてきたってなくらいです。その後はしっかりじっくり楽しませてもらいました!!
以下、曲に関するネタバレなどもあります。





曲はニューアルバムからがほとんどでした。その合間に懐かしい曲、盛り上がる曲、すっごく懐かしい曲などをちりばめて。
歌声に圧倒された!本当にあの声がいいよー!!生の歌に勝るものはない。「いつもそう」や「鈴の雨」あたりなんて、声という楽器がドラム、ギター、キーボードと一緒に音の一部となって聴こえてきた。声だけが前に突出しているんじゃなくて(もちろんそれも大事だけど)、全てをあわせてひとつの曲になっている感じがすごく好きです。
MCは相変わらずグダグダだけど、演奏は熱く迫力のあるものを聴かせてもらってとにかく感激です。あ、でも今回「チューニングタイムによる休憩」が少なかったような気がする。無音の時間が少なかったというか、ダラダラっとしゃべってガツーンと演奏するって感じ。
中盤の「カイモクブギー」「ちばしって」「鈴の雨」あたりは、民生ももちろん良いんだけど、湊さんのドラムが圧巻だった。MTR&Yを組んだばかりの頃は、この2人の組み合わせを聴いていてもあまりしっくり来なかったんだけど、時間が経ち数をこなしアルバムを出すうちに2人の相性がばっちりはまってきたように思える。痺れましたよ!
「明日はどうだ」や「ちばしって」(多分)で使われていた赤のレスポールが本当にいい音だった〜。楽器の良し悪し(もちろん良い楽器に決まっているけど)や音の良し悪しは素人なので分からないけれど、私はあの赤いレスポールの出す音がたまらなく好きなようです。民生の出すギター音の中であれが一番好きだ…とこのライブで気がつきました!
すっごく懐かしい曲ではユニコーンの「家」が演奏された。セットリストのネタバレは見ていたから、この曲やるのは知っていたけれどいざ本当に目の前で演奏されると衝撃でぼーーーっとしてしまうのね。次の曲が楽しみにしていた「なんでもっと」だったのに、半分くらいうわの空で聴いてしまった。しまった…!

  • MCは有太さんをいじるネタが多かった。有太さんが3日前あたりから花粉症になってしまったらしく、そのことをいろいろ突っ込んだり。「花粉王子」とか、他の3人は花粉症と無縁なため有太さんはデリケートだとか、そういうイメージがあるとか、その方がぐれいのキーボードの時は人気が出るんじゃないかとか。確かに有太さんは「プリンス」ってイメージがある…かもしれない。
  • 「大宮にはあまり地方色がない」と。確かに特色ないなー大宮。名産とか観光地とかないし!
  • 大宮と言う事で根岸さんの関係者にご挨拶をしていた。
  • 「礼さんは86歳、湊さんは41歳、有太さんは8歳。86歳で現役は彼くらい。チャック・ベリーよりも年上。そして次のツアーでは礼さんは76歳になっている。有太さんとはもう17年(確か)の付き合いなのに、まだ8歳。」「じゃあ有太さんは18歳で」「それはむしろ恥ずかしい」
  • 「盛り上がりすぎて失禁者続出する曲(「3人はもるいあがる」)。ジャージャーです。救急車も準備していますから!PL学園マスゲーム)みたいにパタパタと人が倒れていきます。」

次は渋谷だー!