のんべんだらりといきましょう

はてなダイアリーから引っ越してきました。

瑠璃の島 #9

今回は久しぶりに「子供らしい瑠璃(成海璃子)」が見られたような気がする。ドラマ開始当初は、大人の矛盾や家庭環境に振り回されてて「意地っ張り」な面が強調されていたが、鳩海島に来てからはすっかり角も取れてそこらの大人よりもよっぽど分別のある女の子だったからなぁ。今回は、川島=高原(竹野内豊)が本名を隠していたことや、島の人たちが高原を疑っている事に憤りを感じたり、美穂子(さくら)の話を「聞きたい!」と言ったり「聞きたくない!」と言ったり…と苛立ちを隠せず硬い表情が多かった。そして、そんな瑠璃を支えようとする、勇造(緒形拳)と校長(岸部一徳)の言葉が胸に沁みた。やはりビシッと決めるのはベテランの渋みだなぁ。
灯台の上で泣く瑠璃と島全体を写しながら旋回する空撮は凄かった。