三神（宇梶剛士）が既婚者であった事にダメージを受け、貴子姐さん（天海祐希）の精彩を欠いた仕事ぶりに若干イライラ。分かるけどね…でも、そこまで上の空になるんだったら自分メインの仕事を引き受けるなよ！と思ったしまった次第。キャメル（佐々木蔵之介）だっているんだからさー。
だが、輝きを取り戻した後半はやはり盛り上がり、いつものテンポで俄然面白くなってきました。週刊誌に不倫騒動をスッパ抜かれ、またウジウジ姐さんに戻ってしまうかと心配したが、ほとんど動揺を与えられなかったようで安心したよ。
セクハラの不当解雇がいつの間にか株を巡る騒動に発展し、お金大好きな社長・大我（武田真治）をキッチリと追い込んで勝利を勝ち得た話だったが、話が大きくなりすぎて不当解雇された白石（杉本彩）の問題がおいてけぼりの印象もあった。最初から株騒動にするか、不当解雇話で終始貫くかどちらかにした方が良かったのではないかなぁ〜なんて思ったりしました。
佐伯（瀬戸朝香）は三神の不倫問題、貴子姐さんは不当解雇問題と分担して仕事をしていたが、大物相手にデキる弁護士二人の見事な連係プレーでやりこめる痛快劇をもっと見たかったなー。
最後まで勘違いしていたマトリックス保っちゃん（松重豊）とキャメルは、なんとなく和解ムードで事なきを得たようですね。あとヒステリックな悪役の武田真治は相変わらずカッコよかったッス。
