のんべんだらりといきましょう

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海猿 #10

池澤(仲村トオル)の話でものすごい盛り上がりをしてしまったため、残り2話をどうするのかと思ったら下川隊長(時任三郎)の話に持っていったのですね。
前回の予告を見た時は、環菜(加藤あい)の母(朝加真由美)が「お付き合いを止めて下さい」なんて言っているから、今更そういうの見せられてもかったるいなーと正直思っていました。が、実際見てみると単に母親が出てきてゴタゴタとなるだけではなかったので、素直に物語りに入り込めました。特に「そんな心配、今まで散々してきたわよ」と言う環菜の表情にいつの間にか成長している彼女が見えて、一気に彼女の株が上がりったよ。『僕の生きる道』で父親に結婚を反対されたみどり先生が「死ぬと分かっているのは彼だけじゃない。世の中の男全員よ!」と言い切った時に似た、胸が熱くなるような感覚を受けました。
あと、結婚に関して「俺はそのつもりだよ」とさりげなく言う仙崎(伊藤英明)にドキドキしてしまった。カッコいいプロポーズだ…。あと、バスタオル一枚で挙動不審になっているのも面白かった。落ち着こうとして腕立てを始める仙崎には間違いなく池澤の指導が生きていると思ったよ。
最終回予告がこれまた思わせぶりで、下川も大ピンチ!?な状態だけど、さすがに今度は大丈夫だよね(希望的観測)。もちろん唯ちゃんも無事で。廃船になるながれを見送っていると思われるシーンに出ていた遺影は池澤のものだと思いたい。
颯爽と登場する特救隊を見て、「まーくんはかつてあそこで活躍していたのか」と思ったら、またしても泣きそうになってしまった。