大奥シリーズに期待した成分は全て含まれているようで、なかなか面白かった。初回は安子（内山理名）が大奥に入るまでだったので、恒例の女のバトルは見られなかったが、次週から本格始動という感じでしょうか。
いやー、何に驚いたって、綱吉（谷原章介）の「陰険なバカ殿ぶり」。冷たい目つきがかなり恐ろしかったー。成貞（平泉成）の家に来た綱吉が、安子を見初めて手篭めにしてしまうのかと思ったら、相手は阿久里（萬田久子）かよ！しかも12歳の時からその気だったのか！どんだけ熟女好きなんだ。その上、人妻好き。周りにいつも美しく若い女人をはべらせていると、そこに魅力を見出せなくなるのか？
あと、あの桂昌院（江波杏子）がかつてはお玉（星野真里）だった（よね？）ことにも軽い衝撃が…。あんなに迫力のある人になってしまったのか〜。
お伝（小池栄子）の眉なし＆目をひん剥きのあの表情も笑えたし、京都の女2人の舌戦、吉保（北村一輝）の含み笑いなど、期待通りの活躍をしてくれそうだ。信子（藤原紀香）はまだまだ出番がなかったけど、公家出身の気位の高い女という雰囲気はかなり出ていたと思う。安子は、正直夫と離縁させてまで大奥に迎え入れるほどの逸材なのか？という気がしなくもないが、意外とドスが利いていて大奥に似合っている？所もあった。他の濃いキャラに埋もれない事を祈ります。
