主演の亀梨和也に興味がなかったので、修二というキャラクターがどんなものだろう…？と思っていたが、修二はなかなか面白いキャラだし、演じている亀梨くんも不自然じゃなくて好印象だった。「周りがみんな子供に見える」「全てゲーム」と割り切った表情をしつつ、柳にこだわったり、いじめられている信子（堀北真希）を上手く庇ったりと、深い感じのキャラクターで見ごたえがありそう。
反対に彰（山下智久）がキツイ。だって殿様キングなんだもの。見ている途中でかなりイラッとさせられたよ…。巡回していろんな所の感想を見たらやはりほとんどの方が触れていたけど、タカシそのまんまなのは何なのだろうか？そういう演技をという指示でもあったのか？
信子のいじめもかなりしつこく描写されていて可哀想だった。もっとあっさりしたものだと思っていたからなぁ。修二のモノローグから、今後かなりどんよりした展開が待っているようで、見るほうにも覚悟がいるのだろうか。現在1番人気の上原まり子（戸田恵梨香）などは、信子攻撃組に入ってしまいそうな気もするし。
大人チームは面白い人ばかりでかなり安心できる。横山先生（ 岡田義徳） 、セバスチャン（木村祐一）、教頭（夏木マリ）、ゴーヨク堂店主（忌野清志郎）など、それぞれ「らしい」。
