スネオヘアーが出演することに対しての興味のみで見始めたが、これが結構面白い。赤川次郎の短編3つを同時に進行させる、まさに雑誌連載を読んでいるかのような構成。30分で3つの話が語られるのだから、それぞれはあっという間に「続く」になってしまう。3つの話が同時に語られているおかげで、毎回「前回のあらすじ」が説明されるのだが、簡潔にまとめてあるとはいえこれがちょっと鬱陶しいかなー？と感じるけれど。それ以外は、こういう構成が新鮮で面白かった。
次で3つの短編のうちの1つが「最終回」となるが、一体どういうオチになるのか、もう一捻りありそうで楽しみ。
肝心のスネオヘアーは、かなりの出番で驚くばかり。「週刊赤川次郎」という雑誌を読んでいる読者として、物語の感想をポツリと語る（ツッコミを入れる）のだけど、それだけではなく弾き語りで自身の歌を披露したり、PS3のCMまで担当したりとファンにしてみれば物凄くありがたい内容になっている。ファン以外の人から、「何コイツ？こんなコーナーいらねーよ！」と言われないかハラハラしてしまうくらい。冗談を言っても本気に聞こえ、本気で語っていることがウソ臭く聞こえるスネオトークにまたしても翻弄されてしまいそうだ。
